今回は、「中堅・中小企業経営者のためのM&Aについて 〜21世紀勝ち残りのための経営戦略とは〜」をお伝えしていきます。

今後の企業経営の発展と存続するためには、どのようなことが考えられるだろうか。
現在、戦後操業された企業が『世代交代期』を迎えており、中小企業のうち約50%に後継者がいないと言われている。 日本
におけるM&Aは非常に友好的に行われており、企業を継続・発展させるだけでなく、譲渡希望の株主・社員の方にとっても魅力
あるハッピーな手段です。 具体的な内容は下記の通りです。

1.上場 ・・・ 資本と経営の分離が可能、創業者利潤
2.親族・従業員への承継 ・・・ 株式譲渡の問題、相続税の納税資金の問題、経営者としての適性
3.清算・廃業 ・・・ 社員の全員解雇、含み益への二重課税、資産の廃棄
4.M&Aによる会社譲渡 ・・・ 企業の存続が可能、創業者利潤、相続税納税資金の確保、資産の承継+営業権

1に関しては、パチンコ業界では現状難しいです。 そして2に関しては、リスクがいくつかあります。 純資産+営業権をシャッシュ
で持っている人は少なく、また、負債があれば個人保証・個人担保を入れる必要がありますし、もちろん経営能力も問われます。
さらに3ですが、清算するためには負債を返すために資産を現金化する必要があります。 現金化できる資産なんてそうは無いと
思います。 時価総資産に直すと1/2から1/3程度になってしまうのが現実です。 よって、借金のみが残ることになる。

となると、残る4のM&Aが良いということになってしまうのですが、どのように考えられるでしょうか。
これまでですと、純資産に営業権が加算されて株価は上がることが多いです。 例えば、最近の事例ですと10〜20のチェーン
店舗(以下「A社」)は、コンサルタント業者を吸収しお互いに人の入替を含めノウハウを享受している。 自店で運営しながら
他店舗へコンサルタントとして入り、ノウハウが通用するかの確認や過程通りにいかなかった場合の検証など。 また、吸収しても
なおコンサルタントを外注で雇い、常に新しい風を取り込み続けているA社は時代の最先端を走っていると思います。

そんなことでM&Aのメリットを挙げたいと思います。

1.売り手 ・・・ 後継者問題の解決、ハッピーリタイア(連帯保証の解除・相続税問題の解決)、会社の継続=社員の雇用
2.買い手 ・・・ 経営の多角化、売上・利益の増大、シナジー効果

特に、買い手の立場ですがM&Aは時間を買うことです。 そして、事業を一から立ち上げることを考えると、多少の営業権をつけて
買収してもトータルコストは安いという考え方ができるか。 さらに、安全性。 新規事業では売上・利益が読めないが実績があれば、
買収後の計画等を正確に読めるといえる。

現在は、企業の生き残り競争の時代です。 今、必要なのは時代が変わったという認識です。 従来のやり方では生き残れないと
考えられる人がどれだけいるでしょうか。
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